2023/9/30-10/1に石川県小松市で東海北陸理学療法学術大会があり、
当院からは、理学療法士の河合と白木が発表してきました。
河合は、
「慢性疼痛患者の痛みの自己効力感とQOLの関係性」について発表しました。
QOL(quality of life)とは、「生活の質」、「人生の質」とも訳され、
趣味活動や家族・友人との関わりなどがあります。
慢性疼痛に対する治療はQOL向上が目標になると報告されています。
今回の研究結果は、
「痛みがあってもできる」と認識することは、
QOLの中でも、身体を動かす点や、他者とのつながりを大事にする点に影響する
ことがわかりました。
この研究を生かし、患者様のできると思えることが増え、
いつまでも家族や友人と楽しい生活を送ることができるよう
サポートしていきたいと思います。
白木は、
「腰椎椎間関節の炎症を呈した一症例に対する原因の検討」をテーマで発表しました。
今回の椎間関節性腰痛の特徴は、身体を後ろに反ったときの痛みです。
この症状に対して、医師によるブロック注射と、理学療法士による姿勢の修正を
行ったことが、早期に痛みを軽減させることができました。
今回の症例報告より、
医師の注射と理学療法を組み合わせることは、痛みの治療に重要であると学びました。
今後も、寺田先生と私たち理学療法士が協力をしながら、痛みについて勉強していきたいと思います。
発表後は、安宅関に行ってきました!!
三人の銅像の迫力は一見の価値あり!!
是非行ってみてください!
© 寺田痛みのクリニック. All Rights Reserved.