7/13(木) ~ 7/15(土)、佐賀市文化会館・SAGAアリーナで第57回日本ペインクリニック学会が開催され、寺田院長と理学療法士の河合と白木が参加しました。
痛みが慢性化する脳の仕組みについての講演が印象的でした。
過去の不快だった経験が今の痛みに繋がっている可能性があるということを、脳画像(MRI)を用いて明らかにしていました。
脳機能の中に、「脳報酬系」や「下行性疼痛抑制機構」といった痛みを抑制する機能がありますが、慢性疼痛を伴う患者様はこの機能が低下すると言われています。
この機能は、痛みがあるから低下するのではなく、過去に辛い経験があったり、長い期間ストレスを受け続けたりすることで、徐々に機能が低下します。
以上の問題を解決するために、治療の効果を感じたら、「痛みが楽になった」、「体が楽になった」など、言葉に出すことが重要です。
ホッとする気持ちが脳機能の低下を防ぐことに繋がります。
さらに、痛みがあってもできる!という自信や、痛みが出たらこうすれば楽になる!といったセルフケアの方法を知り,継続して行うことが大切です。
寺田痛みのクリニックのスタッフで行ったもつ鍋屋(ながまさ)です。
最終日には、山笠祭りを見に行きました。ここでは、有名人の方と会うことができました。
痛みについて学べて、九州を満喫できた学会でした。
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