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痛みがあっても運動できる!?

浜松市にあります寺田痛みのクリニックに勤務しています理学療法士の白木です。

私は普段、肩や腰に痛みを抱えている方のリハビリや、医学に基づいたトレーニングジムHUBにて一人一人の目標にあわせたパーソナルトレーニングを担当しています。 

当院の理学療法士は、聖隷クリストファー大学大学院にて『痛みと運動療法に関する研究』を行う運動療法の専門家です。

このブログでは、痛みと運動の関係について分かりやすくお伝えしています。

 

今回は、「痛みがあっても運動できる!?」という話題です。

 

みなさんは、こんな疑問を持ったことがありませんか?

「動かすと痛みがあるけど、動かしていいの?」

「どんな運動をしたらいいの?」

答えは、痛みがあっても運動はできます!!

医学的にも運動療法は疼痛軽減に有効であると報告されています。

当院独自で運動方法の動画を作成し、患者様はQRコードを載せた紙面と併せてお渡しして、自宅でも動画を見ながら運動が行えるよう工夫をしています。

これに加えて、痛みの教育や生活指導を目的として、理学療法士協会から出されているパンフレットを取り入れました。

このパンフレットには、痛みの原因や運動方法、生活の工夫などが図を用いて分かりやすく説明されています。

冊子は、以下のものを用意してあります。

・肩関節周囲炎

・腰痛

・変形性股関節症

・変形性膝関節症

・スポーツ

・在宅での危険予防

・転倒予防

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肩関節周囲炎の一部を紹介します。

肩関節周囲炎は40~70歳の年齢層に発症し、人口の2~5%がかかると言われています。

主な原因は、関節を構成する骨、軟骨、腱(筋肉の一部)などが老化して肩関節周囲の組織に炎症を起こすことと考えられています。

症状は、肩を動かしたときや夜中にズキズキする痛みが出現することや、肩の動きが悪くなり、着替えや洗髪が大変になることなどがあります。

まずは、寝ているときの姿勢を整え、タオルやクッションを使用して、肘が肩よりも下がらないようにすること、痛いほうを下にした横向きで寝ないといったことが大切です。

次に、痛みのない範囲で振り子運動やテーブル運動、膝上運動を行い、肩の動かせる範囲を広げていきます。

加えて、高いところに物を置かないことや、着替えは痛いほうから着て、痛みのないほうから脱ぐなど、日常生活での工夫も大切です。

 

 

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さあ、今日から少しずつ運動を始めていきましょう!!

 

 

 

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