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お知らせ

第27回 日本ペインリハビリテーション学術大会のご報告

2023年6月24日~25日に名古屋学院大学にて第27回日本ペインリハビリテーション学会が開催されました。

 

当院からは、4名(金原、河合、白木、田中)の理学療法士が参加しました。

 

当院スタッフの活動・発表内容を簡単ではございますが、紹介させていただきます。

 

金原は、一般演題の座長を勤めました。

 

河合は、「ペインクリニックの慢性疼痛患者の痛みの自己効力感と身体活動量の関係性」のテーマで発表を行いました。

 

当院に通院する患者様は、運動は大切であると感じているかと思います。慢性疼痛診療ガイドラインにおいても、運動療法を行うことを強く推奨されているのですが、当院での運動療法だけでは、時間や頻度が不十分だと考えました。

 

そこで、ご自宅で行っている身体活動も運動療法の一部であることに着目し、痛みがあっても動くことができるという思いが強いほど、ご自宅で動けているかについて調査しました。

 

今回の結果から、痛みがあっても動くことができるという思いが強いほど、ご自宅で歩く以上の負荷で過ごせていることがわかりました。

この結果から、皆さんにお伝えたいしたいことは、「歩く程度の負荷をかけて運動していけば、痛みがあっても動くことができるといった自信につながる可能性がある」ということです。

 

さあ、皆さん、今日から少しの時間でも構いません。ウォーキングを始めましょう!!

白木は、「運動習慣は心の健康度を高める」のテーマで発表を行いました。

 

痛みがある患者様には運動が必要と言われています。その理由は、過去の研究で、運動が痛みを減らすことや気分転換に繋がると示されているからです。

しかし、運動を継続して行うことは大変と感じている方も多いかと思います。

 

そこで、運動習慣に着目し、痛みがあっても運動を継続して行うことができている患者様の特徴を調査しました。

今回の結果から、運動を継続的に行えている方の特徴は、痛みがあっても動くことができるといった気持ちや毎日の生活に自信を持っていることが分かりました。

この結果から、皆さんへお伝えしたいことは、「運動を継続的に行うには、痛みがあっても毎日楽しく生活することが大切であり、運動を継続することで、ポジティブな感情が引き出される可能性がある」ということです。

今回の学会発表させていただいた内容を、今後の理学療法に取り入れていきたいと思います。

 

ご協力いただいた患者様、ご指導をいただきました寺田先生、金原先生に

厚く御礼申し上げます。

 

愛知県名古屋市にある居酒屋で食べた囲炉裏料理も絶品でした!!

 

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