浜松市にある寺田痛みのクリニック併設、寺田和みのしんきゅう院に勤務しています鍼灸師の内山です。
鍼灸という言葉は知っているけど鍼とお灸を使って何するの?
そんな疑問にお応えして鍼灸治療をする際に施術者はどんな考えに基づいて治療するのか、お話します。
体の不調や痛みがある場合、まず現代医学的に何が原因か考えます。
筋肉?関節?神経?内臓?、、、、
次に私は東洋医学的な観点からも観察します。一見、関係が無さそうな症状も体は1つ。関連する事が多いからです。
鍼灸は東洋医学の考えに基づいて発展してきました。その中で
陰・陽(イン・ヨウ)
五臓六腑(ゴゾウロップ)
気・血・水(キ・ケツ・スイ)
というキーワードがあります。
これらは体の働きに重要な役割をしていてバランスが崩れると体の不調として現れます。
バランスの崩れ方も様々あり、量的な問題で足りなかったり、多すぎたり。
量は足りてるけど、巡りが悪かったり。
例えば日常的に使う言葉にも東洋医学に通じています。
「今日は元気がないね」
ここで言う「元気」は気の分類にあたり、気が不足した状態になります。
実際に治療する場合、このキーワードに注目して体を診ます。
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