寺田痛みのクリニック 静岡県浜松市のペインクリニック
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寺田痛みのクリニック
〒430-0906
静岡県浜松市中区住吉1-24-1
午前 8:30~12:00
午後 14:00~17:30
休診日
木曜午後・土曜午後・日曜・祝日

刺激の強さ

こんにちは、寺田和みのしんきゅう院です。

刺激といってもいろいろなものがあります。

触る、叩くといった体への刺激。驚く、怒るなど感情の変化は精神的な刺激。日常全てが人間に対しては刺激です。

いろいろなものがありますが、共通して言えることは「刺激過剰は悪影響を及ぼす」ということです。東洋医学では「嬉しい」や「楽しい」、映画を見て「感動する」などの一見良さそうな刺激も過剰になると悪影響が出るとされています。

低周波治療やマッサージは強くないと効かないという方が多く見受けられますが、その後に痛みが増してしまったり体がだるくて動けなくなってしまったりといった経験をした方もいるようです。いわゆる「もみ返し」というもので、これは刺激の量による悪影響です。

人間は刺激に対する器を持っています。刺激を受けるということはその器に水を注ぐことです。そして器から水が溢れたとき、悪影響が出るのです。

器の大きさは人によって差があり、お猪口くらいの人もいればバケツほどの人もいます。また、体調によっても変わってきます。

鍼灸師は東洋医学的診察法によりその人の体質や症状を判断すると同時に、刺激の器の大きさを測ります。それに合わせて鍼やお灸の数などを決めているので悪影響を起こすことが極めて少なく、安全です。鍼やお灸も器の大きさを無視すれば容易にもみ返しを起こします。

日本人は民族的に刺激の器がそんなに大きくありません。そのため日本では、鍼灸治療はとてもやさしく繊細に発展しました。見るからに体の強そうな欧米人や、中国、韓国人などは刺激の器が元々大きいので強い刺激で大丈夫です。中国鍼は太くて痛いというイメージだったり、韓国の歴史ドラマでとても太い鍼を刺すシーンがあるのはそのためです。

器の大きい人に弱い刺激だと効かないかというと、そういうわけではありません。器の大きい人はやれる事に幅ができますが、弱くても適切な刺激であれば十分な効果があります。鍼の本場といわれる中国の人が、刺したかどうかも分からないのに効いてしまう日本式鍼灸の虜になってしまうこともしばしばです。

頭寒足熱

こんにちは、寺田和みのしんきゅう院です。

頭寒足熱。それは昔から健康のコツとして言われてきたことです。

鍼灸や漢方においても重要で、治療に応用されます。上よりも下が温かい状態を作ることによって自律神経の働きが安定し、健康を維持できます。

特に重要なのは足熱。とにかく足を冷やさないこと。足を温めることの大切さは何度か紹介しました。

イメージしてください。体内の熱をトータルで10とします。それを下と上に6:4の割合で分配されるのが健康です。これが狂うと、足が冷えたり、逆に手足が火照ったり、逆上せて気持ち悪くなったり、頭痛が出たり、便秘や下痢…いろいろな症状が出ます。

6:4が5:5になっただけでも逆上せを感じる人も多いです。こんな時、どうやら頭を冷やす人が多いようです。これは対症療法としては良い方法ですが、これだけでは体は弱ってしまいます。5:5が、頭冷やして5:4になるとトータルは9。熱とは元気を表すので元気が減ってしまったことになります。

そのため5:5の体に対して足を温めて6:5にします。トータル11で元気過剰も不健康ですが、人間というのは冷えた体を温めるよりも熱を冷ます方が簡単なのです。その後、自然に6:4に鎮まってくれます。

頭を冷やす方が速効性があるため、必要に応じては利用しても良いでしょう。また、4:6や3:7など激しく上下が逆転してしまった場合、足を温めるだけでは対処が追いつきませんので頭を冷やします。これらのような場合は同時に足を温めるか、なるべく早い内にお風呂でよく温まることによって減った熱(元気)を補うと良いでしょう。

これから冷房で足元に冷気が集まる季節です。熱中症対策として冷房は欠かせない時代になりましたが、一方で頭寒足熱の工夫をして、元気に夏を乗り切りましょう。

姿勢

こんにちは、寺田和みのしんきゅう院です。

座り姿勢について書いたので、立ち姿勢についても少し書きましょう。この手の話はテレビや雑誌でも頻繁に取り上げられますが細々して難しいので、今回は3つの要点にまとめました。

1.足の親指の付け根

2.丹田

3.お尻の穴

まずは足の親指の付け根。これは立っている時に体重が乗るべき場所です。親指の付け根に体重を乗せて、指で地面を噛むようにします。これを意識すると思っている以上に体が前に倒れそうな感覚になると思います。現代人は重心が後ろ過ぎるのです。

次に丹田。おヘソの下の方で下っ腹と呼ぶところです。臍下丹田といい武道ではおなじみの心得。鍼灸でもここには「関元(かんげん)」というツボがあり、エネルギーの発生源として効果の高いところです。

最後にお尻の穴をグッと締める。これにより内股の筋肉に力が入り、膝や腰が伸びて安定します。長時間の立ち仕事もこなせるようになるでしょう。余談ですが、これが上手にできるようになると特に女性は尿漏れ予防になります。

親指の付け根に体重を乗せ、前傾姿勢になった体を下っ腹にグッと力を込めて支えます。さらにお尻の穴をグッと締めることでより強化します。

前傾姿勢を腰や背中で正そうとしてはいけません。それでは背中が張ったり肩が凝ってしまいます。下っ腹から持ち上げるイメージを持つことで自然と背筋は伸びます。

一朝一夕でできるようなものではありません。特に丹田の使い方は最初は全く分からない人がほとんどでしょう。とても簡単な練習法がありますのでご来院の際には必要に応じてお教えします(画像が掲載できないためブログ内での説明が難しいです、すみません)。

草取り

こんにちは、寺田和みのしんきゅう院です。

「草取りをしたら腰・膝が痛い」

そんな患者さんが多くなる季節になりました。お庭がキレイになっていく様は気持の良いものですから、皆さんやり始めたら止まりません。気づいたら30分や1時間あっという間です。

日本人ですから正座もします。しゃがみもします。

しかし、膝を深く曲げることは膝にとっては良いことではありません。今痛くなくても、年をとってから関節の傷み方に差が出ます。

一番安心なのは椅子ですね。特に、深く腰かけることによって腰の負担を減らすことができます。椅子というのは本来、座面と背もたれの作る角にお尻を押し込むようにして座ることによって下っ腹の腹筋で体を支えるようにできているものです。下っ腹を使うことで腰の負担を減らすことができます。最近はデザインや別の使い勝手が優先され、座りづらい椅子が増えました。

昔からこの事をよく考えているのが、自動車や新幹線など乗り物のシートです。だらっと座っていつも腰が痛くなっている方はぜひ試してみてください。どんな良い椅子もただ座るだけでは駄目ですよ。お尻を押し込むのは自分できちんと意識してやってください。

外での草取りにも、踏み台くらいの低いもので良いので腰掛けを使ってあげると良いでしょう。それでも前屈みの姿勢はつらいですから、適度に休憩しながら、時には明日やることにしてのんびりやりましょう。

ただ、立ったり座ったりの生活も悪い面ばかりではありません。それだけで足腰が鍛えてられていました。現代は椅子の生活になった分、意識して体を動かすことが必要ですね。

夏の準備

こんにちは、寺田和みのしんきゅう院です。

暑い日が続くようになってきました。まだ5月、今夏は厳しい暑さになりそうです。

そんな夏を乗り越えるための下準備は冬から始まっています。つまり冬に溜め込んだエネルギーを使って夏を過ごすのです。

東洋医学では季節にも特徴をつけています。植物によく例えられます。春は「発芽」、夏は「開花」、秋は「収獲」、冬は「貯蔵」。冬に蓄えたエネルギーを徐々に活用して春に芽吹き、夏は盛んに花開く。秋には夏の成果が実を結び、徐々に落ち着いて再び冬には来期に向けて蓄えます。

ところが春は意外と調子を崩しやすい。前回「木の芽どき」について書きましたが、他にも風邪を引きやすかったりお腹を壊しやすかったり。するとそれを治すため、夏に使うべきエネルギーが早めに消耗されてしまいます。インフルエンザなど罹った人は一層消耗していることでしょう。このままでは夏に使うべきエネルギーが足りません。

真夏になる前に、生活を見直し少しでも蓄えを作り、また、これ以上余計な消耗などしないよう体調管理に努めましょう。

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